店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > 富山偵察記その3 アルプラザとPLANT巡り
2002.10.5更新

〜富山偵察記その3・富山市近郊版 アルプラザ平和堂とPLANT3を見てみたい!!〜
アルプラザ富山・平和堂 FAVORE (ファボーレ)


写真・富山県婦負郡婦中町下轡田 アルプラザ富山
富山市に隣接する婦負郡婦中町。人口約3万人の町です。富山市内からは、車で約30分と言う近距離で、住宅地も目に付きます。富山市郊外からの集客も、あるのでしょうか。かなり大きな店舗。富山市から神通川、婦中大橋を越えるとアルプラザが見えます。

なぜ、アドバルーンが揚がっていたのか。どうやら2周年祭の様でした。そして、始めてみる鳩マーク。ここはIYグループか、と思いました。(違います)2年と言う事で、店舗は真新しく(リニューアルしたのか)とても綺麗です。アルプラザ平和堂。隣町の小杉町にも、アルプラザ小杉があります。

結構、カラフルな外装だったので喜んで入ったら、「ここって、マイカルなのか?」と絶句してしまいました。(マイカルでは無い)什器から内装から売り方から、ほぼ何から何までマイカルサティ。「おお、ここは新潟サティか。」と思うほど、サティなお店。

アルプラザ富山


写真・富山県婦負郡婦中町下轡田 アルプラザ富山
よく似た店舗と言うのは、各地で結構拝見しますけれど。ここまでとは。しかしながら、よく見てみるとサティ以上にサティらしい売り場作り。やはり、女性客向けのショップが中心となっております。

一階部分は食品売り場付近に、カフェがあったりと最近のサティ風。中身はマイカルよりキッチリしていて、器に合った売り方をしています。 食品売り場は、売り方とPOPも、マイカル似ですが中身が格段に違う。マイカルなんかより、商品作りと売り場作りが丁寧で、各コーナーで細かな演出がされており、鮮度と拘りの食材も見て取れます。しかし、若干価格が高い気も。まあ、値ごろであると言う気もします。

二階部分と一階部分のショップは、新潟のマイカル店舗とは比較にならないほど充実しています。3万人の町に、こんな店舗があるとは。そして、シネコン・ファボーレ東宝が併設されています。敷地に面して、タイヤ館、コジマ電気、カーマホームセンターもあります。

PLANT-3滑川店(なめりかわ)・みった


写真・富山県滑川市上島 みった・PLANT-3滑川店
さて、滑川市へ。人口約3万人と、先程の婦中町より人口は若干少なめ。そんな国道8号線沿いに、突如現れるのが、このPLANT-3滑川店。みったサイトで写真見たら、高級な雰囲気が見て取れたので、結構楽しみにしていましたが、実際来たらなんともローコストなお店でございました。店内は食品売り場と、ホームセンターを混ぜこぜにした感じ。新潟で言えば、ランドクラブを乱雑にしてローカルっぽくしたイメージかなと。

PLANT-3の白抜き店舗ロゴは良いとして、出入り口のロゴイメージ、あと店内の手作り風ディスプレイと、幼稚園児風センスのイラスト。何の意味があって、どう言う目的を持って、そこに配置したのか不明な装飾群。ぬいぐるみが頭の上を通過し、ミニチュア列車が通過する。紅白の提灯。自転車が吊り下げられ(売り物)、アニメのテレビがお出迎え。子供の天国。価格は確かに安くて、業務用とケース売りと品数の多さに驚きました。しかし、わたしとしては、この店内で地震にだけは遭遇したくないです・・。

アピタ魚津店(うおづ)


写真・富山県魚津市住吉 アピタ魚津店
人口約4万の魚津市。言わずと知れた漁業と観光の街であります。国道8号線沿いの立地。先の富山東店とほぼ同じ作りとなっています。

やはり鮮魚コーナーの充実は見て取れました。富山のスーパーって、大型店だけでなくても、新潟だと寺泊の角上魚類くらいしかやらない様な、対面販売を普通のスーパーでもやっています。角上だけと言うか、対面やっているスーパー新潟にもあるんですけどね。 ケースに氷を敷き詰めて、フレッシュな魚津・氷見(ひみ)からの直送鮮魚。まあ、魚にうるさい富山県人、特に魚津のお店は拘るのは当然かなと。

それと、各生鮮コーナの充実、アピタらしい惣菜の多さにも感心しました。こりゃ、やっぱり原○よりいいのかな。どうなのかなと、迷っております。(笑)そんな、「おさかな天国」富山県魚津市。魚津市のコミュニティバスが、このアピタまで巡回しております。
さて、富山スーパー巡りもこれで終わりでございます。と、言いながらこの先の、黒部サティと原信も視察済だったりします。まあ、生鮮に従事(特に鮮魚)している方は、福島のヨー○ベニ○も含めて、こちら富山も見ておいても損は無いと思います。

わたしも、その道ではシロートですが、思った事を書かせて頂きました。ほとんど、書き散らして終わってしまった感じです。ただ、感じたのは仮に富山へ進出するならば、生鮮が強くなければ富山の地では生き残れない。と言う事でした。実際、過去撤退したダ○エー、長○屋などがそうですし、今現在苦戦しているマ○カルなんかは、比較的生鮮に弱い部類です。今回見させて頂いた店舗は、いずれも生鮮に力が入れられており、スーパーの原点を見たような気がします。

東京や首都圏のスーパーは、色々な売り方や技を見付けられる、素晴らしいレベルの市場ではありますが、やはり、その地元でしか見ることの出来ない、東京では見る事の出来ない発見もあるのかな、と思いました。もっとも、わたしがこんな偉そうな事書くほど、目も口も肥えているわけではないのですけれど・・。わたしより、ベテランの皆様に頑張って頂きたいなと、思います。

広告