店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > イオン新発田SC・ジャスコ新発田店(プレ)オープン

JR西新発田駅前 イオン新発田ショッピングセンター
4月21日プレオープン 4月26日グランドオープン


写真・新発田市住吉町5丁目 イオン新発田SC
さて以前から工事進捗情報をお伝えしてまいりましたが、この4月21日JR西新発田駅前に、イオン新発田SCがプレオープンし、4月26日はグランドオープン。リリオタウンと称される駅前ニュータウンの一角です。その北部には従来の市街地も隣接しており、また新発田南バイパスに接していることもあり、広範囲からの集客が見込めそうです。県内初のモール型であり、新発田市としては旧ジャスコ新発田店が撤退して約8年ぶりの復活となり、住民に期待されているようです。

写真・新発田市住吉町5丁目 イオン新発田SC南側
 〜折り込み広告から〜前略
「おまたせしました。グランドオープンに先駆けて、近隣にお住まいのお客さま、イオンカード会員さまだけをひと足先にご招待いたします。1996年にジャスコ新発田店を閉店しましたが、この度、イオン新発田ショッピングセンターとして新たに開店させていただきます。これからのご愛顧よろしくお願いいたします。」

という事で行ってきました。新発田店復活祭?またはプレオープン。
早速ですが、上部に記事とフロアガイドをリンクしました。文章で店舗紹介しようと思いましたが、わたしの下手な文章で長々書くより、イオン新発田の開店記事が新潟日報に載っていましたのでご覧下さい。こちらの方が手に取るように解るかと。

写真・新発田市住吉町5丁目 イオン新発田SC西側
ご存知の通り、県内においては初のモール型店舗。イオンにおいては小千谷店以来の新店です。前噂ではかなり大きいSCだ、新潟人は今までに見たことの無いSCだ…。等々、この世のものとは思えないモノ?が襲来するようなことが言われてきました。さっそくプレオープンに行って見ましたが、確かに形としては県内では例の無いモール型でありました。一般市民であれば、珍しいお店と印象付けられるかもしれません。また新発田市周辺を見渡しても、村上方面・新潟市方面にも例の無い規模とスタイルになっております。

ただ、個人的には近県のイオン・モール型を幾つか見ておりますので、床のじゅうたん貼りも曲線の店舗も、全体のスタイルは想定の範囲内であったかと思いました。規模もあくまで個人的にですが「どでかい」と言うよりは、人口に見合っただけの規模。妥当な想定の範囲内であったかと思います。生鮮売り場も以前の新店のように、無謀な広さではないです。

写真・新発田市住吉町5丁目 イオン新発田SC北側
あくまで個人的にですが、妥当な物件だといいつつも決して放っておいても楽ができるスペースでは無いので、週末以外で客をどう集めるかも大変だと思います。無謀な広さではありませんが、生鮮フロアも地元競合・ウオロクを意識して鮮魚を強化しているようです。テナントも近県店舗より高級感・ブランドショップを控えつつと言っても、テナント数が多いだけにこの数年はかなりのテナントの入れ替えがあるのかなと。生き残りを賭ける…でしょうか。

レストラン街・タワーレコード・スターバックスなどなど…それとバッティングするテナントも結構あるので、どこが生き残って当モールを盛り上げてくれるのか?と、モール管理者の声が聞こえてきそうな感じでした。全体的に「ジャスコ」ではなくあくまで「イオン」のようです。

写真・新発田市住吉町4丁目 ウオロク住吉店
周囲の競合他社についてはリンクした新聞記事にも書かれてありますが、同市内・コモタウンや地元商店街等にとってみれば大変な状態かと察します。特に今回出店のイオンから一番近距離の店舗が、直線距離で約500mのウオロク住吉店です。ウオロクはここ数年、新発田市内の店舗を幾つかスクラップ、リニューアルしましたが、この住吉店はオープン以来大きな改装無しに営業してきました。

ごっそり商圏イオンに持っていかれる(かぶる)同店。記事にもありますが、リニューアルすることになりそうです。わたしの予想でしかありませんが、今回も店舗ごと建て直すほぼリプレイスに近く(またはリプレイス)なるのかと思います。せざるを得ない状況と察します。

オープンしたばかりのイオン。これからのウオロク住吉店リニューアル、同他店の巻き返し。また新発田市近隣SCの対抗策によって、どのように動向が変わるのか…。そう思います。

広告