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JR荻川駅〜さつき野駅界隈
ウオエイ・にいつフードセンター・ウオロク

新潟市郊外の国道49号・403号線沿いでは近年、イオン新潟南ショッピングセンターや、スーパーセンターであるPLANT5横越店、ウオロク新津店などが出店し、商圏を取り巻く環境も大きく変化したようです。403号線沿いでは、初のスーパーセンターとなったウオロク新津店も、オープンから丸4年が経過。JR沿線の宅地化が進むにつれ、地元に根付きつつある半面、周辺小型店への集客も変化しているようです。今回は信越本線沿いで宅地化の進む、JR荻川駅とさつき野駅周辺の店舗を見てきました。

写真・新潟市秋葉区中野5丁目 ウオエイ荻川店
JR荻川駅から約500メートル西に位置するウオエイ荻川店。そもそも、荻川駅一帯は、新潟市中心部のベットタウンとして宅地化が進んだ地域で、ウオエイ周辺ではJRと並行している国道403号線方面に向かって、現在まで新しい宅地が造成されています。
かつては、荻川駅東側にチャレンジャー荻川店などもあり、駅周辺での集客もあったようですが、約1キロ東・荻川駅東側ににいつフードセンターが出店。その後、スーパーセンターウオロクなどの大型店が進出したこともあり、客動向も変わってきたようです。チャレンジャーは2006年に閉店し、周辺の宅地化は進んでいるので、さらなる集客が見込めそうな感じではありますが、オープン以降、大きなリニューアルは行われておらず、当時のウオエイ特有の真っ白い閑散とした雰囲気があります。店舗面積や駐車スペースは十分確保されているので、リニューアル等で売り場を仕切り直し、集客に弾みをつけられそうな感じもします。

写真・新潟市秋葉区田島 にいつフードセンター荻川店
荻川駅東側。真新しい住宅が目立つ、みそら野ニュータウンに接した、にいつフードセンター荻川店。敷地内にはドラックストア、ヘアカット店、学習塾などが別棟で営業しています。売り場面積はウオエイより広くはないですが、エントランス側にお総菜・お弁当コーナー、レジを挟んで飲料水やお酒などもあり、コンビニ感覚で利用できる手軽さが感じられます。さつき野駅周辺まで続く幹線沿いの立地となり、一定の集客はあるようです。

写真・新潟市秋葉区新津 ウオロク新津店
荻川駅周辺から3キロほど南に位置する、スーパーセンターウオロク新津店。新津駅西口とさつき野駅の中間地点。敷地内には、洋服の青山とパチンコ屋が営業。ウオロク棟はフードセンターとホームセンターとで構成されています。オープン以降、ホームセンターの一部が、書籍売り場とカーピットへ変更されていて、広い敷地と店舗を活かして、ニーズに合わせて売り場も少しずつ変化しているようです。食品売り場は一定の集客があるようです。
週末の買い物はウオロク、平日はにいつフード。そんなスタイルを感じさせる地域ですが、新潟市中心部のベットタウンと言うことを考えると、平日の帰宅時は中心部の店舗で買い物を済ませてしまうケースも多く、実際の客動向はかなり広範囲なものなのかと感じました。

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