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笹口ショッピングセンター跡 解体工事終了
新潟駅南口1キロ 跡地は宅地分譲へ


写真・新潟市中央区南笹口2丁目 笹口ショッピングセンター跡地
■参考記事 ありがとう 清水フードセンター9店舗
今年3月に閉店した笹口ショッピングセンターですが、年内をめどに解体工事を終了。JR新潟駅南口約1キロに位置し、マンションや事業所に囲まれた広大な跡地は今後、宅地分譲されるようです。敷地内には2社の「分譲予定地」看板が立てられています。地元の方から「笹ピン」と呼ばれ、思い入れが多い方も少なくないようで、跡地について質問や進捗を聞かれることが多かったので、写真でまとめてみました。

笹口ショッピングセンター(2008年当時)

上写真とほぼ同位置から撮影
笹口ショッピングセンターは、核となる清水フードセンター笹口店が昨年9月末に閉店。ダイソーなどの一部テナントや、敷地内に別棟で営業していた飲食店は、今年3月までに営業を終了していました。笹口ショッピングセンターは1976年にオープンし、新潟駅南地区において、郊外型ショッピングセンターの先駆けとも言える存在でした。その後、30年の経過とともに、周辺の環境変化も重なりテナント数も変化。客数も徐々に減少していったようです。

近年は1キロ範囲内に、ウオロク鐙店やパワーズフジミ笹口店、原信紫竹山店がオープンするなど、核となる食品売り場の競合進出によって、その存在価値も大きく変わったようです。

笹出線側から撮影
一時期は敷地内に、チャンスセンターやラーメン店、コインランドリーなどがありましたが、現在では全て更地となっています。唯一、駐車場のアスファルトや看板が残っていましたが、これもじきに撤去されるのでしょう。これだけの敷地が宅地として分譲されてしまうのは、個人的にはもったいない感じもしますが、来春には新潟駅南口の再開発ビルが、商業施設を備えた分譲マンションとして完成します。それらの環境やマンション需要、競合店との距離を考えると、残念ではありますが、商業用地としての役割は終わったのかもしれません。

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