店舗偵察レポート

JR長岡駅前から約1キロほど南に位置する長岡防災シビックコアC街区に、原信を核としたショッピングセンターが来春オープンをめどに建設されることになりました。計画では原信のほか、ドラッグストアやクリニック、調剤薬局や飲食店などの出店が予定されています。

長岡防災シビックコアは、長岡操車場跡地を3つの街区に分けて行われている再開発事業で、A街区は市営住宅、B街区は防災公園や緑化センター、長岡地方合同庁舎や長岡市消防本部など、C街区は報道機関やパークアンドバスライドと駐車場を整備する計画です。既に開発が終了した街区では業務を開始している施設もあり、今後は公園整備とショッピングセンター建設などを残す段階になっています。

なぜに防災エリアにショッピングセンターなのかと思いつつ、計画の基本コンセプトとして「事業所系が多い地区で商業店舗やクリニックが少ない地区。防災シビックコア地区の完成で地区の就業人口が一気に増大」と挙げられています。それも一つですが、よくよく考えると長岡市の防災拠点となるシビックコア内にスーパーやドラッグストアがあることで、万一の場合に流通経路さえ確保できれば、避難拠点として食の面で援助できるような気もします。

イメージパースでは、原信とドラッグストアが信越本線と上越新幹線を背にして西向きに。調剤薬局とクリニック棟は第二上条跨線橋を背にして北向きに建設されるようです。原信の店舗は今年3月にオープンした美沢店と同じ外観となっています。

シビックコアから西へ約500メートルに位置する原信幸町店。30年以上営業している店舗で、2006年8月から2か月ほど休業して、大規模なリニューアルを行っています。店舗西側には県立長岡工業高校や長岡市役所、長岡市立劇場などの公的機関が集まっています。