店舗偵察レポート

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ムサシ食品館長岡店 7月23日オープン
蔦屋書店 7月17日プレオープン

長岡市の国道8号線沿いで店舗建設が進んでいた、ムサシ食品館長岡店ですが、7月23日オープン。敷地内には飲食店のほか、蔦屋書店が近隣の北長岡店と西長岡店を7月上旬で閉店し、長岡古正寺店として7月17日にプレオープン。23日にグランドオープンとなりました。

当初の店舗名は「フードデポ長岡店」を予定していたようですが、「ムサシ食品館長岡店」となりました。近隣にスーパーセンタームサシ長岡店が営業していることもあり、知名度としては充分かもしれません。ムサシ食品館を展開するランドジャパン(アークランドサカモトのグループ)は、2008年1月までディスカウントストア「ランドクラブ長岡店」を営業していました。食品部門においてはランドクラブ閉店以降、長岡市内に再来ということになります。

フェンス右側はデルゼ駐車場
行ってきました。
偵察時、蔦屋書店とムサシ食品館側の駐車場が混雑気味で、隣接するデルゼビッグサイト(パチンコ店)駐車場に車を停めてから、食品館側に歩く人の姿が見られました。本来は来店する店舗の駐車場を利用することが望ましのですが…セール中は難しい気も。
エントランスは中央に一か所。導線は反時計回りで、青果・畜産・鮮魚・惣菜・日配・飲料水・お酒・精米コーナーの流れ。レジは通常16台程度。内装は白色で側面の部門表記は赤いプレートに「青果」「総菜」など白文字。販促物や什器などにデザイン要素はあまり盛り込まれていないことや、一般食品などはケース単位で山積みされているなど、かなりさっぱりしています。「アークドラッグ」は栄養ドリンクを中心に品揃えされ、ある意味絞り込んだ品揃え。精米コーナーは店内に大型精米機を設置し、県内や近県の銘柄で30キロ袋の販売も。

青果は売り場と作業場が一体になったスタイル。生鮮部門の側面はガラス張りでバックヤードが見える状態。鮮魚は通路中央にも加工スペースが設けられ、マグロの解体など行っていました。生鮮を全体的に見ると、大きな房物や大型パック、冷凍物を中心に畜産の原木やチルドパックなどの品揃えとなっています。スナックや一般食品も、大袋や大型缶などケース単位での陳列もあり、おおむね週末のまとめ買いや大家族、業者向けの印象でした。

売り場全体が「生鮮と食材の大型専門市場」となっていて、大ロットでの販売で低価格を打ち出すこともあるためか、少量パックがあまり見られない状況ではありました。少し前のディスカウント店の雰囲気で、業者向けスーパーと言いますか食材市場のようでもあり、ファミリー向けの品揃えでもあり、鮮魚売り場では地方発送の注文を受けたり、フロア角に精米工場があったりと…。ざっくり言えば、価格や鮮度は別として、在りし日のビッグハウスとチャレンジャー、あと角上魚類と業務スーパーを足して割ったような売り場…とでも言いましょうか。

一体、どのような客層を主として引き込みたいのか、実際来店する客層のニーズにどこまで応えるかによって、今後は売り場も変わってくるのかなと…感じます。

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