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2011.8.6更新

ウオロク吉田店 8月4日リニューアルオープン
内外装一新 競合リニューアルから2か月


写真・燕市吉田西太田 ウオロク吉田店
■参考記事  ウオロク吉田店 6月12日をもって一時閉店
6月12日をもって一時閉店していたウオロク吉田店ですが、8月4日に全面リニューアルオープン。外壁を残して店内はバックヤードを含めほぼ全体を作り直したようで、まったくの新店舗となっていました。外観は昨年12月にリニューアルオープンした、阿賀野市の岡山店と同様なカラー基調に変化。また、リニューアル前まで、隣接するくすりのコダマの駐車場とはアーチ型の柵で仕切られていましたが、柵が間引きされ人も通り抜けやすくなり、各駐車場とも車道でつながりました。
かつての導線は時計回りで、クリーニング店とトイレ、青果・鮮魚・惣菜・畜産・冷凍食品・飲料水・催事場・インフォメーション・プレイランドの流れ。レジ向かい側にベーカリーボーレとフラワーショップが位置するレイアウトでした。閉店直後に偵察した際、異様に飲料水コーナーと催事場が広く、プレイランドの奥が在庫置き場になっているなど、アンバランスな点がありました。おそらく吉田店のオープン当時は、冷凍食品と業務用コーナーを並列するスタイルがとられていた店舗が多かった記憶があります。以降、業務用コーナーを縮小したことと、ペットボトル飲料の価格を見ると、競合である原信吉田店との競争が垣間見れたので、そのスペースを飲料水売り場へと拡張、プレイランドはファーストフード店の名残だったようです。

横断歩道や障がい者専用駐車場が新設
行ってきました。
今回のリニューアルで、ブラック基調だった天井は全面ホワイトに塗り替えられました。導線は同じく時計回りで、イートインコーナー、ベーカリーボーレ、お寿司・弁当・惣菜と平行して通路側に青果、鮮魚、畜産、日配、乳製品、冷凍食品、新設の銘店コーナーとサービスカウンター、トイレとなっています。レジ前のフラワーショップの位置はそのままで、クリーニング店は逆方向となり、店舗外側に出入り口が作られました。ざっくり言えば、営業していく中で、業務用コーナーやファーストフード店のニーズより、生鮮食品のニーズが高かったので、生鮮売り場を広げた…のでしょうか。レジも6列2台ずつ並ぶ配置で、若干増えたようです。

導線で見れば原信吉田店とかなり似ていて、お寿司や弁当、総菜がまとめられボリュームが増したようです。鮮魚も売り場中央に設けられた切り身魚コーナーには、作業スペースが確保され、対面で対応できるようになっています。

デッドスペースやテナントの仕切りを解消したことが、総菜・鮮魚の拡張、イートインコーナーや銘店コーナー、多目的トイレの新設、レジスペースの拡張につながったようです。また、解放感の演出につながっているのは、天井や内装がホワイトとなり、イートインコーナーとレジ前がガラス張りで外光が入るようになったこと、惣菜と鮮魚のバックヤードのガラス張りが広くなったこと、個室化していたフラワーショップを店内のワンフロアとしたことでしょうか。

競合である原信が実質売り場を縮小し、ドラッグストアを併設。ウオロクが実質(生鮮)売り場を拡張し、銘店コーナーを新設のうえ、導線とレイアウトを原信とほぼ同様にしたことで、あえて比較させやすくした?感も。原信がテナントを含め一部衣料品の取り扱いを止めた点など、小さな違いも見てとれるようです。

コダマ駐車場との柵が撤去され車道に

イエローな外壁

リニューアル工事中(7月下旬)

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