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2012.1.22更新

さようなら吉池春日山店 2月末をもって閉店


写真・上越市木田1丁目 吉池春日山店
上越市の県道180号線沿い・木田交差点近くで営業している吉池春日山店が、2月末をもって閉店 。1973年12月の開店から38年の歴史に幕を閉じることになりました。(現店舗は1984年に移転オープン)
…と言うことで、行ってきました。
チラシにも「生鮮市場 吉池」と記されていましたが、特に生鮮売り場はスーパーと言うより市場のような雰囲気で、一部手書きのPOPや販促物も含めて、手作り感のある売り場。対面式の鮮魚と総菜は、年季の入ったバックヤードが見えるので、スーパー好きの人間にとっては、たまらない風景かもしれません。創業が鮮魚の小売商とのことで、鮮魚売り場は比較的広く取られています。独自の商品やお惣菜の数も多く、レジ付近は一般食品の平積みなどが目立ちます。

導線は時計回りで、青果・鮮魚・畜産・惣菜・リカー・飲料水の流れ。 レジは5台とその向かい側にはクリーニング店のスペース。
昭和の香りが漂うノスタルジックな雰囲気は、吉池ロゴ入りの「包装寿司」と書かれた平ケースや、天井に吊ってあるカテゴリプレートの書体、内装の煤け方や床の摩耗具合などから醸し出されているのかと。結果的には改装などタイミングを逃した店舗と察しますが、老舗が消えてしまうのは、住民にとっては寂しい限りなのかと思います。

周辺には競合店も少なくないですが、今後の店舗利用も気になるところです。

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