店舗偵察レポート

サイトマップトップ > 店舗偵察レポート > 原信川崎店 10月10日リニューアルオープン
2015.10.12更新

原信川崎店 10月10日リニューアルオープン


写真・長岡市堀金1丁目 原信川崎店
店舗改装のため、9月27日をもって一時閉店していた原信川崎店ですが、10月10日リニューアルオープン。なお、9月中には既に工事が進んでいて、外壁はシート、内壁はボードで一部が覆われていました。ベーカリーも休業となり、近隣の新保店で調理されたパンを陳列。営業中に内外装工事を進め、休業中に店内レイアウトを見直すスケジュールだったのか、オープンまで2週間弱と、顧客への負担は少なかったのかと。…まあ、隣のパルス(北長岡SCパルス)に、良食生活館や角上魚類が営業していますので、まったくの空白区ではないことも幸いではありますが。

ハラシンカフェ増設のため、ニューワタナベは単独店舗(写真左)
内外装とも全面リニューアル。店内導線は時計回りで、ハラシンカフェ、弁当、寿司、惣菜とともにフラワーと青果は平行、水産、畜産、日配品、冷凍食品、リカーの流れ。レジは通常8台(ほかセルフレジ4台)ほど。レジ向かいにはボン・オーハシなどの銘店や電子イオン水、銀行ATMなど。店舗併設だったニューワタナベ(クリーニング)は、西側に新築した店舗で営業再開となりました。

基本的には従来の導線をベースにしていますが、9月にオープンした女池店まで続いてきたスタイルとは異なっていました。異なるおもな点を書きますと…
  1. 外装のカラー→(写真のとおり)
  2. 内装のデザインや販促物→(内装のカルプ文字や店内サインなど)
  3. ケースやゴンドラの配置に角度をつけている個所がある→(ほか、導線の凹みなど)
  4. 総菜に鉄板焼きコーナー→(鉄板でお好み焼きなどを焼いていた)
  5. 一部、従業員のエプロン→(ベージュ系?)
ほか、まだ細かい変化はあるでしょうが…。リニューアル前は、ほぼ既存店同様のテンプレートに乗った?売り場でしたが、ハード面のリニューアルにとどまらず、陳列や商品パックほか、生鮮コーナーを中心に細かいブランド設定、新商品やサービス導入など、独自のものが見て取れました。…独自というよりも、「アクシアル」のモデル店としての位置づけという気もします。

写真奥は北長岡SCパルス(コメリなど)

あくしある(ニューバージョン)

24時間営業ではあるものの・・・

よくよくロゴを見てみると・・・

CENTRAL MARKET?

セントラルマーケット?
一部、従業員のエプロンが変わっていたと先に書きましたが、胸元にも「CENTRAL MARKET」のロゴが。チラシには「原信セントラルマーケット川崎店」と書かれているものの、エントランス表記や商品ラベル、レシート店名表記は「原信川崎店」となっていますが、店舗ブランドとしての「CENTRAL MARKET - 中央市場」との認識でよろしいのでしょうか。

河渡店や村上インター店などの原信を核としたショッピングセンターでは、「マーケットシティ」という名称を用いていますが、川崎店の場合は原信の店舗自体を指しているようです。仮に店舗ブランドとすれば、生鮮・惣菜に多くのスペースを確保し、「アクシアル」の開発商品を中心とした配置となっているので、近隣店舗とは差別化されているのかもしれません。
アクシアル リテイリング発足から2年となりますが、200店舗へ向けたベースとなるのでしょうか。

9月頃

2005年

写真・長岡市豊1丁目 北長岡SCパルス
西隣に位置する北長岡ショッピングセンターパルス。コメリを核として複数のテナントで構成。食品フロアは良食生活館と角上魚類が中心となっています。低価格路線の良食生活館と直売に近い角上魚類の吸引力で、今後も原信と共存していくかと思われます。ただ、惣菜売り場は極端にスペースとボリュームが無いのは寂しいですが、テナントに惣菜店やピーコックなどのファストフード店もあり、かつ原信川崎店の存在を考慮すると、あえて惣菜売り場は重視していないのかも…。

広告