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2017.2.12更新

ウオエイ全店 2月3日一時閉店 11日営業再開


写真・新潟市南区鯵潟 ウオエイ国道店
システムと売り場変更のため、2月3日をもって一時閉店していたウオエイ全店ですが、2月11日に営業を再開しました。昨年9月にスポットの子会社となって以降、チラシや平日セールおよびサービス内容を中心に、徐々にスポットの既存店舗で見られる仕様に変更されていました。今回の見直しでは、さらに踏み込んで、売り場レイアウトや陳列方法、販促物や什器の一部が変更されていました。
国道店を含め数店を見た限りでは、内外装はそのままに、先に書いた点が変更されていました。チラシには「店内全品価格をズラリ安く!」「ボリュームある売り場」「品揃えが豊富になり選べる楽しさ!」「生鮮・一般食品はもちろんのこと、日用品も大幅に品揃えアップ!そしてロープライス!」と記されていました。競合に押され、スポットに譲渡されるまでの末期的な売り場を引きずっていた状態から比べると、確かにほぼ文字通りであって、販促を含めて全体的に大きくテコ入れを図った印象ではありました。ただ、各店とも店舗の老朽化に加え、実情に合わなくなっている広い売り場を持て余している感じから、特に生鮮において、ボリューム感を出し切れていない部門もあるのかと。

競合と比較すると、見劣りする個所は多々ありますが、今回はあくまでシステム変更を中心に一旦、仕切り直したものと受け止めて、店舗改築を含めた次へのステップに期待したいところかと。

思い返せば1995年、国道店隣にお菓子の国をイメージした「ファミリードーム」をオープン(閉店)。店員のベレー帽着用(終了)や、生鮮売り場の平面化など、努力とも迷走とも取れる、一風変わった取り組みも話題になりました。2006年にフューチャーの子会社となり、各店の店舗改装を進めた結果、末期的な売り場は改善。しかしながら、年月の経過とともに客動向も変化したようで、近年では店舗外でのサービスを開始。御用聞きのほか、事業所など冷蔵ケース設置での飲食物コイン販売(終了)、楽天市場出店(終了)、Twitterでの情報発信(終了)など…。国道店の生鮮売り場奥へのキャンドゥ配置(終了)や荻川店への人型ロボットPepper導入も含め、努力とも迷走とも取れる動きの中、売り場も徐々に変化…。今回のテコ入れは、本業である売り場に軸足を戻した感じでしょうか。

かつてのファミリードーム

写真・新潟市西区金巻 ウオエイ金巻店

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