アピタドン・キホーテバローPLANTベイシアひとりごと

記憶に残る五大ニュース

1999年からスタートした当サイトも、おかげさまで20周年を迎えました。
せっかくですので、この20年間で記憶に残る五大ニュースを、勝手に総括してみます。

アピタ進出(2000年10月)

アピタ新潟亀田店(オープン当時)

経営悪化で断念したダイエーの出店予定地(現在の新潟市江南区)に、アピタ新潟亀田店が出店。当時、新潟市近郊では最大のショッピングセンターで、新潟市内とその周辺地域から多くの集客を得ました。オープニングセール中は、駐車場に辿り着くまで2時間も要したという。

当初はユーホーム新潟亀田店を併設していましたが、2006年にユーホームが閉店。翌2007年には、近隣にイオンモール新潟南(現イオン新潟南店など)が出店すると、客動向も大きく変化。現在では、ニトリやアカチャンホンポがテナントとして営業。ファミリー層がゆったりと買物できる雰囲気に。週末に混雑するイオンモールから流れてくる層も見受けられます。

ユニー本社が愛知県ということで、西日本で製造された商品の品揃えが注目されました。後のPLANT同様、西日本での生活を知る層にとっては、要望を満たす存在に。以降、2003年にアピタ新潟西店、2007年にアピタ長岡店(リバーサイド千秋)と出店を続け、現在では県内全3店舗となっています。


PLANT進出(2003年3月)

PLANT-4聖籠店

ラ・パーク聖籠(長崎屋聖籠店)跡にPLANT-4聖籠店が出店。初のスーパーセンターに対し、周辺地域の関係者に緊張が走りました。続けて、同年10月にPLANT-5見附店が出店。長岡市を含めた激戦区への出店となり、聖籠店以上に注目されました。

青果売り場の天井を行き来する、一輪車のゴリラ?の綱渡りが名物でした。青果から鮮魚付近までの凹凸導線やショートカットの抜け道、パトライトが輝くアンサーセンターなど、とにかく広大な売り場はショッキングでした。先に展開していた富山県内の店舗視察でも驚いていましたが、これがスーパーセンターなんだと改めて感じました。

売り場は以降、2004年PLANT-5刈羽店、2005年にPLANT-5横越店と出店を続け、現在では県内全4店舗となっています。


ベイシア進出(2003年10月)

ベイシア小千谷店

PLANTに続き、スーパーセンターの出店ラッシュとなった同年。10月のベイシアスーパーセンター新潟豊栄店に続き、11月にはベイシアスーパーセンター小千谷店が出店。群馬から応援要員を乗せた観光バスがやってくると話題に。後に各店ともテナントフロアに空きが目立つようになり、2007年にベイシア電器新潟豊栄店が出店するものの、2014年に閉店。各店ともスーパーセンターフロアを閉鎖後、2016年にカインズ新潟豊栄店、2017年にカインズ小千谷店を加えてリニューアルオープン。

2004年に出店したベイシアマート三条店も2016年に閉店し、現在では県内全2店舗となっています。

スーパーセンターではあるものの、PLANTほどショッキングではなく、毎週末の買い物には、程よい広さかなという印象でした。鮮魚など若干、生鮮が弱い印象だったので、これが強化できれば伸びるだろうとは感じました。


ドン・キホーテ進出(2004年5月)

MEGAドン・キホーテ柏崎店

JR新潟駅南口近く、笹出線沿いに出店したドン・キホーテ新潟駅南店。当初は「ドンキ生鮮館」も併設していましたが、程なく閉店。一時的に駅周辺の人の流れが変わるほど、若年層が押し寄せました。以降は、ドン・キホーテ長岡インター店、MEGAドン・キホーテ柏崎店(長崎屋柏崎店/ラ・パーク柏崎)、ドン・キホーテ上越インター店、ドン・キホーテ長岡川崎店と、郊外の国道沿いを中心に居抜き出店を続け、現在では県内全5店舗となっています。

ドン・キホーテは若年層の集客があり、特に柏崎店の場合は長崎屋からの転換だったため、大きく客層が変わった印象でした。当初は物珍しさもありましたが、近年では店舗数も増えて、新潟の日常にも定着してきたのかなと感じます。


バロー進出(2008年4月)

バロー上越店

鳴り物入りで出店したバロー上越店(バロー上越モール)ですが、当初の計画より大幅縮小され、空きフロアが埋まり切らないままスタート。後にケーズデンキ高田店を迎えましたが、イオン上越店とアコーレのような大型ショッピングモールには至りませんでした。

以降、2012年にバロー下門前店、2016年にバロー上越寺店を出店しますが、いずれも生鮮食料品を中心とした店舗。現在では県内全3店舗となっています。

バロー本社が岐阜県ということで、こちらも西日本で製造された商品が見て取れます。特にVセレクトには目を引かれますが、慣れるまではどうしてもイオンのトップバリュのロゴと錯覚してしまい(全然デザインは違うんですけど)、帰り際に「ああ、ここはバローだった」と気づかされることもありました。


今後の県外勢は

ダイレックス喜多町店

1976年の白根店出店に始まり、2019年まで断続的ながらも出店を続けているリオン・ドールも周知のとおり、現在をもって結果としては語れませんが、イオンスタイルやスーパーマーケット(SM)バロー、ベイシアの小型スーパーセンターや原信エクスプレスマーケットなどの開発から見て、新規出店は必然的に小型店舗となるのかと。

低価格のディスカウントストアであるドン・キホーテは、コンスタントに出店を続けていますので、スーパーマーケットの脅威は、やはりディスカウントストアでありドラッグストアなのでしょう。

j-rakuda

管理人teru 新潟のスーパーマーケット情報サイトやってます。 PC:http://www.j-rakuda.com/