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原信南万代店 11月21日オープン
マリモタウン新潟 クスリのコダマ・ブックオフなど

分譲マンション「ザ・タワー新潟」隣接地に建設が進んでいたショッピングセンター「マリモタウン新潟」のうち、原信南万代店が11月21日にオープン。マリモタウンは2階建てで、1階には原信南万代店と、クスリのコダマなど。2階にはハードオフコーポレーションが出店。ハードオフは11月21日から買い取りを開始、12月5日に販売を開始するようです。

2年ほど前までは、JRの社宅だった土地が更地になって以降、約1年ほど定期的に偵察を行ってきましたが、原信がオープンとなりました。スーパーとマンションが同一敷地内に共存するスタイルは、中央区内では原信関屋店などがありますが、今回はJR新潟駅に近い市中心部に立地することもあり、都心復帰の観点からも注目されているようです。
行ってきました。
「上質生活」を謳っている19階建ての分譲マンション「ザ・タワー新潟」が隣接。店舗からカートのままマンションに入れるイメージでしたが(笑)、実際行ってみると植え込みとフェンスで区切られていて、一旦歩道へ出ないとマンションへは入れないようです。自分が勝手に思い込んでいただけですが、出店基準やマンションのセキュリティを考えると当然なのかと。確かに焼きたてパンや揚げたての総菜は、冷めない距離なのかと。
駐車場出入り口は、八千代橋の通り側と小学校側の2つ。商品搬入口は八千代橋の通り側で、一般駐車場出入り口と平行に設置されています。いずれもゲートが設置されていて、マリモタウン利用で駐車代金は1時間無料となっています。

マリモタウンの正面エントランスを入ると、横に細い通路になっていて左手がコダマ、右手はクリーニング店とATM、そして2階へのエレベータと階段、正面は原信のエントランス。原信は時計回りの導線で、ハラシンカフェと併設のベーカリーコーナーから始まり、惣菜と青果が平行に配置されるレイアウトで、カフェから順にお寿司やお弁当、総菜などすぐに食べられるもの。青果の延長である通路中央には、カットフルーツやサラダなど。

突き当ると水産、畜産。ハムコーナー付近で突き当り、麺類、乳製品、側面の冷凍ケースににアイスクリーム類、平ケースは冷凍食品となり、レジに向かってリカーコーナーがあります。レジは10台程度あったでしょうか。側面にあるサッカー台と並んでサービスカウンターや、ささやかながらの銘店コーナー、イオン水のコーナーもあります。

店舗内装や什器は郊外店と大差はありませんし、品揃えも大差は感じませんし、価格もおおむね標準的なものでしたが、郊外店ではあまり注目されない価格帯やアイテムなどのスペースが、広く取られている個所はいくつもありました。

店内の全体的な雰囲気は、従来の原信・最近の新店とあまり変化はないように感じます。オープンに際し目玉的な催しはなく、特価品もほどほどに、落ちついた客層に、落ち着いた整然とした売り場で、安っぽいオープンセールは抜きにして、ある意味無難でスマートなスタートかと。郊外店と客層が違うので、単にそれだけで落ち着いて見えるのかもしれませんが。

コダマもエントランス側は、女性向けのコスメティック・健康商品を中心としたスペースとなっていて、薬や日用品などは店舗奥。従来のコダマと比較すると、日用品の品揃えは少なく、あえて女性客の「美と健康」をターゲットにしたレイアウトとしているのかもしれません。

2階は屋上駐車場とハードオフ・ブックオフ・オフハウス。カウンターの後ろにはそれぞれのロゴが掲示されていて、売り場も各エリアがあるものの、実質ワンフロアになっています。

マリモタウン全体を見ると、敷地も限られていることと合わせ、伊勢丹やラブラ万代などが近いので、今まで地域に欠けていた生活に身近な店だけ入れ込んだ感じでしょうか。あと一番魅力なのは、市中心部に今までなかった24時間営業のスーパーができたことなのかと。

店舗の周辺には既に何棟かマンションが立ち並んでいます。その反面、スーパーはラブラ万代で営業しているイオンラブラ万代店がある程度でした。競合としてはイオンのほか、越後線・上越新幹線の高架橋を挟んで一キロ以内に、清水フードセンターとやの店があります。清水フードは鉄道によって物理的に隔てられていますが、影響も心配されるところです。

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