店舗偵察レポート

店舗改装のため一時閉店していた魚さいとう田上店ですが、6月11日にピアレマート田上店としてオープン。昨年夏前までに一新された外装をベースに、ロゴ部分を「ピアレMart」に差し替え。さらに、店舗東側(バックヤード裏側)を増床し、内装および店内レイアウトを大幅に見直しました。

昨年11月、ピアレマートに移行した五泉中央店と同様、ロゴに「SAITO」を残すにとどめ、親会社のスポットが新たに「ピアレマート田上店」をオープンさせたというイメージでしょうか。

導線は、魚さいとう時代をベースとし、反時計回りで青果・鮮魚・畜産・平台を中心に惣菜や弁当・日配品・乳製品・冷凍食品・飲料水・リカー・催事場・レジ・サービスカウンターの流れ。レジは通常5台ほど。内装カラーがレッド基調であったり、平台中心の青果や惣菜・弁当コーナー、畜産のジャンボパック、冷凍食品の特価宣言など、スポットで展開しているピアレマートで見られるスタイルそのもの。 ユニフォームやポイントカードも、ピアレマートの仕様に変更となりました。

3キロほど南の加茂市街に、リオン・ドール加茂店や、にいつフードセンター加茂店などの競合はありますが、増床により、売り場全体にボリュームが付いたことと、生鮮や惣菜、リカーを中心に品揃えが充実したので、一定の集客は見込めるのではないかと感じます。

�@魚さいとう他3店(学校町店・五泉店・新道店)共通のポイントカードが使えなくなった。
�Aピアレマート化したことで、他3店とは特売などの共通サービスが切り離された。

昨年の五泉中央店オープンから見ていくと、リニューアル店ごとに、魚さいとうから切り離していく流れのようです。チェーン店としては、リニューアルに先立ち、全店で上記�@�Aを統一するのが望ましいとも考えられますが、改装を含めて二度手間のうえ、経費もかかるのかと。…というより、もはや、魚さいとうとはまったく別物なので、先立って統一する必要はないのかとも感じます。