レジ誤差-5,000円

■8/16 レジ誤差-5,000円

盆が終わったと勝手に思い込んで、売り場も平常に戻していたら、
レジが結構混んでるんですよね。帰省する人の最後の波でございます。

・・色々な思い出と共に、故郷の御土産を買って帰るんでしょう。

「畜産、はたけ山主任ー。サービスカウンターまでお願いしますぅー。」

本日は、結構レジ人員が少なめでワタシまで呼ばれる始末・・。
サービスカウンターへ行くことにする。

「おお・・。チミ。こちらの包装してくれないか。」
とても包装がウマイ!・・とは言えない店長が既に包装していた。

ブドウと盛り篭。
ウチの店では、盛り篭は包装紙を軽く掛けて、熨斗紙をつけるやり方。
ブドウなどは、そのまま御仏壇に上げるので、大抵は熨斗は要らないと仰る。

さっさと切り上げて、帰りたかったのだが、こう言う時に限って混んで来る。

「てんちょー、間に合わないから女性群呼びましょうよ。」

「今レジ入ってる人員だけで目一杯なんだよー。」

「アナタなんで、今日まで人員確保しとかなかったんですかっ。」

「チラシが今日までとは、知らなかったんだ・・。」(訂正・忘れてた)

キサマはアルバイトか!

グチグチ言ってもしょうがないので、不特定多数の視線にさらされて、
黙々と包装をする。

・・しかし、さっきからどうも熨斗紙プリントするプリンターの調子が悪い。
カートリッジが古いのか、ヘッドが汚れているのか・・。
焦る気持ちで、見てみるとカートリッジが御減りになっていた。

「てんちょー。カートリッジ替えますよ。」

「おお・・悪いな、その下のレターケースの中にあるわ。」

これ全部、使用済でっせ!
・・・・・・ぐぉぉぉぉぉぉ。

ヤツもワタシも習字はバンザイなので、結局書けるレジッ子を呼ぶ。
・・そしてワタシは、変わりにレジに入る事になる。

やっとお昼。
・・はぁ。疲れたぜよ・・。肉切ってるほうが楽だわ。

するとチェッカー主任がワタシのところへやって来た。
おお・・。遂に運命の告白じゃわ!と思っていたら、

「はたけ山さん、アナタさっき-5,000円レジ誤差発生してましたよ。」
・・お釣りを返す時、一万円札と五千円札を間違えたらしい。

散々な盆は、コレで本当に終わりを告げる。