ロピアムサシ新潟店
2025年5月23日 オープン
新潟市中央区姥ケ山45-1

今年1月をもって閉店したアークプラザ新潟で営業していたムサシ食品館新潟店跡ですが、5月23日にアークランズによるフランチャイズ(FC)のロピアムサシ新潟店としてオープン。オープニングセール中の流動的な売り場ではあるものの、見慣れたイオンや地元スーパーと比較すると目新しさもあり、インパクトは大きいとも。価格は安い商品もあれば差ほどという商品もあり、そこは商売でありシビアかと。
アークランズによるFC店舗ながら、実は同社が長年追い続けた理想に近い売り場だったのかとも。特に畜産の専門性は高いながら2年半で閉店したムサシ食品館長岡店や、1年で閉店したミートプロ三条店などを彷彿とさせ、精肉出身のロピアはその救世主だったのかは想像の域ではありますが・・

FC店舗ながら新潟初進出ということで、店内の様子やレイアウト等は地元メディアや動画サイトほか、流通ニュースや雑誌でも取り上げられていますため、当方では大幅に割愛いたしますが(おい)、端的に申しますと食のテーマパークと言われているだけのことはあり、大量陳列やPOPの販促演出など目を見張るものも多く、生鮮部門に限らず各カテゴリで専門性を落とし込んだ品揃えになっているのかと。
一方で店内各所に貼られた競合関係者への注意書きや撮影禁止の貼り紙ほかPOPでの目標掲示など、あくまで個人的な印象でしかありませんが、古風な体質が垣間見えるとも。もっとも、お客に迷惑をかけるマナーの悪い競合店調査も少なくはないので、理解はできつつも。
マスコットキャラクターである「ロピタくん」の愛らしさと、ある意味で昭和の緊張感が同居する興味深い空間になっているような気もしつつ、だがしかしこの緊張感をもって、今度こそはアークランズによる食における集大成とするべく、県内各地で攻勢をかけることもまた、新潟県民にとって選択肢が増えるのかなとも期待しています。




