スーパーのマネキンさんとは?

折り込みチラシでの案内や店頭告知もされる、スーパーマーケットの大試食会。「試食会」という名目であれば、引っ込み思案の新潟県民も来店しやすいようで、賑わっている店舗も多いです。また、「マネキン」さんと言われる販売員や、店員を交えた対面販売も人気があります。

おもに、顧客を商品のリピーターにつなげる意味合いですが、特にご年配に向けては、販売員との会話で、認知症や引きこもりなどを防ぐ点など、社会貢献として意味のある機会なのかと。

店頭での販売員はおおむね、
(1)メーカーを介したマネキン会社からの派遣マネキン
(2)メーカー専属マネキンまたは担当者
(3)その店の店員
(4)JAや自治体の職員 etc

ショッピングモールなどの大型施設は、さらに異なる立場の販売員も対応しますが、いわゆる、ご近所にある一般的なスーパーマーケットでの試食販売は、おおむね(1)~(4)となります。

(1)メーカーを介したマネキン会社からの派遣マネキン

週末を中心にウインナーや練り物、お酒や飲料水、お菓子や乳製品の試食販売は、メーカーを介したマネキンさんが多く、一定の販売数をノルマとしています。新商品の場合は、まず味を知ってもらうため、試食数と感想の集積を優先させる場合も。

マネキンさんはそれぞれ専門分野、例えば乳製品が専門、ハム・ウインナー類が専門という点はありますが、基本的にはメニュー提案を兼ねて、様々な商品を売るスキルをもっているので、簡単レシピや料理のコツなども教えてくれます。

販売歴の長いマネキンさんですと、マネキンである前にまさに客層なので、気さくにお客へ話しかけて垣根を感じさせず、自然とお客の群がる空間ができるのは、店側にとって最高です。店側からご指名されるようになれば、ベテランの域。

(2)メーカー専属マネキンまたは担当者

オープニングセールなど、畜産売り場でステーキや生ウインナーの試食を焼いているのはマネキンさんというよりも、恰幅の良い?男性が多い状況を見てわかるとおり、多くは畜産メーカーの担当者。鮮魚売り場でマグロ解体ショーを兼ね、試食提供をしている男性も同様。身に着けているエプロンや作業着などに、〇〇BEFFや〇〇水産など社名が書いてあるので一目瞭然です。

オープニングセールや年末などハレの日以外、直接話せる機会は少ないですが、そもそも「目利きのプロ」なので、調理や保存方法など、専門的な知識を得るには最高のアドバイザーかと。

(3)その店の店員

プライベートブランド(PB)の試飲や試食で、惣菜や食品担当者がイートインやサービスカウンター近くで試食提供している場合など。アンケートも兼ねているため、何気に食べさせているようですが、裏では?年齢層や性別、感想もリスト化している店舗も。大型店では、専用端末(タブレット)にそれらを打ち込んでいる店員の姿も見られます。

(4)JAや自治体の職員

青果売り場に幟を立てて、職員による果物の試食販売は、よく見るでしょうか。わざわざ県外からようこそと、声をかけてあげたくなる気持ちです。

以上、店舗によってパターンは様々ですが、よくある「大試食会」は商品によって(1)~(3)を組み合わせて、お客の声を直に聞ける機会として、商品開発や販促改善などに結び付けるデータ収集の場となっています。

果たして試食は恥なのか

スーパーマーケットには、いろいろなパターンがある試食販売。しかし、ご年配にはこんな見方もあるようで、

「人前で試食なんて」
「買わないものは食べてはいけない」
「親がろくに食べさせてないと思われるから」
「あそこの奥さん、試食したのよ。恥ずかしい」

日本人としての古くからの美徳もありますが、売る側としては、マナー違反の食べすぎは困るものの、明らかにスルーされるのは、会話の糸口も掴めずに困るようです。

そのための「大試食会」でもある

地域によって客層も異なるので、店舗によって対応はその数ありますが、通常のマネキン販売でスルーされやすい地域性であれば、冒頭で述べた「大試食会」として、スペースの許す範囲で開催するのも一つかと。そもそも、その意味を込めて「大試食会」を開く店舗もあります。

また、試食が恥ずかしいというお客に対して言いたいのは、試食コーナーを避けて、通路をギザギザに進んでいては、せっかくの買い物も楽しさは半減するのではと。

試食しすぎはマナー違反ですが、節度ある試食と感想を伝えるのは、売る側にとっては励みになります。まずは、マネキンさんや店員と会話を楽しむ観点で、気軽に参加してはいかがでしょう。

j-rakuda

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