原信ナルスアプリを使ってみる
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2019年10月5日から、鳴り物入りで始まった「原信ナルスアプリ」。クーポンアプリに、レシピナビやネットスーパー、ギフトや季節の予約品など、今までバラバラだった各サイトをリンク付けた形かと。
某銀行アプリのように、インストールしたものの、まったくもって使いものにならず、後続アプリでようやく要望を満たせ、失笑した経験があったので、「初版はどうせ、使い物にならんアプリだろう」と高をくくっていました。
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インストールして、2週間ほど経ちましたが、まあ、そこそこ使えるアプリのようです。 対象商品にはPOPがついていたり、レジ付近やエントランスには大型POPやチラシも設置。「PayPay使えます」POPもド派手なため、他社での CoGCa(コジカ)カード導入を静観していたとは思えないほど、店内も賑やかになっています。
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よく行く店舗をお気に入り登録すると、店舗情報のほか該当チラシも見られます。キャンペーンは季節商品紹介や予約などのバナー一覧から、各詳細ページへ。おすすめ商品はレシピナビへのリンク。買い物メモはテキストベースで追加また削除ができます。
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一番使うのはクーポンかも。良いなと感じたのは、時折チラシについているクーポンがここでも共通していること。うっかりチラシのクーポンを切り忘れて来店した際、売り場の対象POPを見て「あー、クーポン持ってくるの忘れた」と心の中で発狂することがなくなるかと。ご丁寧に切り取ったクーポンを、商品の隣に置いてくれる店舗もありますが、あの喪失感を味わうことは、もうないのかも。
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使いたいクーポンをタップすると、選択チェックが付きます。一つしか使えないと思っていたら、複数個使えます。精算時にレジで「クーポンを使う」をタップ。
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複数個ある場合は、右の矢印をタップすると、別の対象商品にスライドします。チェッカーさんが、このコードにレジのバーコードリーダー(電気シェーバーみたいな形のもの)を当てると、値引きされてレシートにも印字されます。
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…完璧っす。
と言いたいところですが、結局のところ、複数個選択した場合、スマホ画面をいちいちスライドさせて、バーコードリーダーでスキャンするのが大変なのか、レジのサイドに貼ってある対象商品一覧のバーコードをスキャンしていました。
「豆腐と白菜とインスタント味噌汁ですね」
パッと記憶しているのか、手際よくスキャン。
チェッカーさんは完璧でしたが…。
理想としては、例えば、アプリの画面提示もしくは使い捨てバーコードをスキャンすると、その日の対象商品が一括値引きされ、レシートには詳細が印字されるとか。しかし、クーポンを探して、タップするのも楽しいんですよね。
いろいろ要望すると、どんどん開発費が膨らむので気は引けますが、クーポンを切り忘れる喪失感はないし、拡張性もあるようなので、今後に期待したいかと。