ウオロク店舗訪問

ウオロクくびき店

上越市頸城区下吉85-9
2025年11月8日 オープン

国道8号線から700メートルほど、上越市郊外で県営南部産業団地の一角に11月8日オープンしたウオロクくびき店。商業施設としては異質な立地と見えつつ、南側には新興住宅街や集落も。近郊にはしみず屋やナルスほか、ディスカウントストアなどの競合も多い地域ではあるものの、敷地にはドラッグトップスとコインランドリーも出店しており、通勤客ほか郊外からの集客を見込めそうな立地とも。

2023年に上越市初出店となった上越店とは、おおむねレイアウトや導線も同じフォーマットに加え、ドラッグトップスと隣り合う環境も同じかと。ウオロクの導線は、青果・鮮魚・畜産・日配品・惣菜・ベーカリー・イートインの流れ。サービスカウンターには、不二家を含めた銘店も併設。売り場案内図にはセルフレジの記載もあり、オープニングセールが落ち着いた以降に、設置されると見られます。

生鮮の要である「五十集屋(いさばや)魚六」は対面式で、上越店と同様にウオロクの強みを全面に出した売り場とレイアウトに。特に上越地域から北陸地方にかけては、鮮魚売り場の充実が見られる競合も多いことから、比較されやすい環境と腕が試されるところでもあるかと。

ほか鮮魚以外で見ると、商品力や展開力では原信ナルス、ご当地ならではの品揃えで人気のしみず屋、価格面ではダイレックスなど足を延ばせばラ・ムーやドン・キホーテと言ったディスカウントストアなど、競合他社のインパクトは強い地域でもあり、それらと比較すると、売り場全体が価格を含め単調に見えなくもないところもありますが、直近のナルス直江津東店まで2キロほどとスーパーの空白区だったエリアでもあるので、利便性のほうが勝っている点では有利なのかとも感じつつ。

ほか、イートインとなるウオロクカフェは小規模程度と、長時間利用や集団では利用しづらい絶妙な空間となっているうえ、インフォメーションからも目視で監視できる程々な距離と、ある意味でウオロクのカフェに対する方向性が垣間見れるようなところも。

いずれにしても、海岸線の長い新潟県で県北から中越にかけて店舗網も広がり、ようやく上越に2店舗目の出店となったウオロク。今後の出店攻勢によって知名度と定評アップとともに、上越からその先の展開もまた大きな期待をもっております。

宅配便ロッカー PUDOステーション
ドラッグトップスくびき店・ワッツウィズで生活雑貨などを展開
ブルースカイランドリーウオロクくびき店
産業団地でもあり車幅にゆとりのある片側2車線の道路
オープニングおなじみ長岡店のコーンも応援

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