チャレンジャーがチャレンジャーだった件

県外勢のディスカウント店やドラッグストアの攻勢が強まる中、注目されてる業務スーパー。新潟県内では「生鮮&業務スーパー チャレンジャー」や「業務スーパー」と言えば多くの人が知っている存在かと感じます。運営会社は「株式会社オーシャンシステム」(本社・三条市)で、社名が外壁に大きく記されている店舗も多いことから、一定の知名度はあるのではと察します。

小売店から拡大した食品宅配業をベースとして、1990年以降、スーパーマーケット業界に参入します。会社沿革は公式サイトに掲載されていますが、手元の資料から、スーパーマーケットの出店経緯を拾い上げると、

チャレンジャー(SM)出店経緯

チャレンジャー燕三条店(当時)

1990年12月/(株)新潟カウボーイ設立
1991年03月/カウボーイとフランチャイズ契約
1991年12月/カウボーイ燕三条店(FC)オープン

1995年01月/カウボーイとのフランチャイズ解約
1995年02月/チャレンジャー燕三条店へ店名変更

1999年11月/ダイエーグループ「セイフー」県内8店舗譲受
田家店(現存)・寺尾店(同)・石山店(閉店)・大形店(以下同)・荻川店・栄町店・袋津店・プラザ店

2001年12月/業務スーパー1号店を出店(燕三条店)
2002年01月/神戸物産と業務スーパーのフランチャイズ契約
以降も業務スーパーの出店継続

2003年7月04日/巻店オープン(巻アイビス居抜き)
2006年9月28日/赤道店オープン
2008年6月19日/長岡E・PLAZA店オープン(同年10月閉店)
2008年12月1日/燕三条店オープン(リプレイス)
2009年4月01日/北長岡店オープン
2009年7月27日/新潟中央インター店オープン(オーシャンマート内)
2013年6月27日/海老ヶ瀬店オープン(大形店移転リプレイス)
2015年4月22日/新発田店オープン
2019年4月17日/小千谷店オープン(移転リプレイス)

チャレンジャー燕三条店(当時)

カウボーイは土日のみ営業する特異な店舗で、スーパーマーケットと言うよりも市場風のレイアウト。思い返せば、今の業務スーパーの原型と言った印象です。青果店や鮮魚店のテナントが軒を連ね、冷凍肉の大袋やジャンボパック、惣菜など雑多な雰囲気でした。

フランチャイズ解約にともない、1995年2月に店名をチャレンジャーに変えましたが、現地リプレイスにともない、2008年5月20日に閉店するまで、市場風の面影を残していました。

チェーン展開のきっかけとなったのは、1999年11月、ダイエーグループ「セイフー」県内店舗の譲受と見られます。そもそも、セイフーの県内店舗は、新津市(当時)を中心に展開していたダイエーグループ「やませ」で、後にセイフーに吸収された経緯があります。譲受店舗をベースとしてノウハウを得て、業務スーパーへの進出、居抜き出店である巻店をジャンプ台として、新規出店と既存店の整理およびリプレイスで飛躍したとも見えます。

オーシャンシステムとして

オーシャンシステム新潟本部

スーパーマーケット、日配給食、惣菜製造、食材宅配、旅館・飲食店と、食品を核とした多角経営を進め、2019年1月には、新潟市江南区に新潟本部を開設。リアル店舗以外にも、ネット販売や事業者向け「オフィスdeプチチャレンジャー」のほか、無人レジ実験店舗(新潟本部併設)など、スマホアプリでの購入や決済を軸として、新規開拓を進めています。

チャレンジャーはどこへいく

オーシャンの波にうまく乗っているチャレンジャー。
別に持ち上げているわけでも、回し者でもないのですが、ここまで書いてみると、あれやこれやと事業を開拓し、まさに挑戦者(チャレンジャー)だなぁと感じました。高齢化と人手不足に向かって進む世の中、向う先が多角経営から垣間見れるのも、チャレンジャーなのかもしれません。(上手いことまとめたつもりです)

※内容等、異なる点ありましたら、ご指摘いただければ幸いです。

j-rakuda

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