ウオロク店舗訪問

ウオロク信濃店

2020/04/30 閉店
新潟市中央区信濃町2-10

店舗国道(南)側

中央区の国道116号線沿い。JR関屋駅近くで営業しているウオロク信濃店ですが、4月30日をもって閉店。1974年5月1日オープンより、46年の歴史に幕を閉じます。5月以降、1.5キロほど離れた旧新潟大学六花寮跡地に、関屋店として移転予定。

新潟県内のスーパーマーケットではレアな、いわゆる上階がマンションのゲタバキ物件。国道(南)側エントランスは歩道とフラットに対し、駐車場(北)側は商品搬入口と並び、階段とスロープを有したエントランス。内装はリニューアルされているものの、外装とバックヤードの老朽化は一目瞭然なのかと。

1階の食品フロアは時計回りの導線。レジ前のサッカー台側面には「ウオロク品質」の各商品ポスターが一面にずらりと掲示ならぬ展示。2階は生活雑貨と衣料品とレジ。2階までの階段側面には生活雑貨が陳列されており、こちらも県内ではかなりレアな景色。

レアついでに国道側の外壁には、細かいタイル貼りのような芸術作品が描かれています。1970年に開催された大阪万博の4年後オープンということで、岡本太郎の「太陽の塔」を彷彿とさせる、時代のレガシーといった意味合いもあったのでしょうか。(あくまで個人的な憶測)

しかし、せっかくの作品ですが、何かしら取り付けられていたのか、数か所塞いだ後が。

新潟市西部の宅地開発が進んだ高度経済成長期。店舗前の国道は、中心部から郊外へと続く大動脈という重要な役割を果たし、長年、その変化を見続けてきたウオロク信濃店。46年間お疲れ様でした。

店舗北側
旧タイプも見納め

j-rakuda

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